send_distance_command不具合修正2025/08/25

[K-Yashiro123]

不具合：
・非対応の逐次取得系コマンドを送信した後の、get_*関数の応答が0になる。
・MSコマンドのget関数の戻り値が-5（無応答）になっている。（wireShark上では正常応答が帰ってきている）

原因：
・逐次取得取得系コマンドの送信時に、構造体urgのis_sendingフラグをtrueにしない。
・取得系コマンドの応答が不正応答だった場合、ライブラリ内で、ignore_receive_data_with_qtというメソッドを呼んで、QTを送信した後にすべてのバッファを捨てる処理を行うが、is_sendingがtrueでないときはバッファを捨てない仕様になっていた。結果的に、そのあとGGコマンドの応答を見るときに、バッファの先頭にあるQTコマンドの応答を見ているので、戻り値が0になる。
・MSの応答が無応答になっていたのは、上記のずれが原因でHDとHEの無応答の結果をMSの応答の代わりに見ていたから。
・HEとHDが無応答なのは使用していた20LXのファームに問題がありそう。（3秒のタイムアウトを設けても応答がない）

対処：urgLibraryのsend_distance_command関数内でscan_times==1の時もis_sendingをtrueにする。