Adaptive default toolchain version based on Swift version on builder

[omochi]

現在、cartonの用意するツールチェーンのバージョンは固定でハードコードされています。
これは概ね現在の最新安定版を追従するように更新されています。

しかし、ユーザの開発環境はそれより古いものからまだアップグレードできていなかったり、
逆にリリース前の超最新版を使いたいこともあります。

そのような場合に、ソースコードの編集で使われる言語バージョンと、
cartonがwasmビルドで利用する言語バージョンが異なってしまいます。

対策方法として、.swift-verison ファイルを用意することで、
cartonが利用するバージョンを切り替えることができます。

しかしこれを使うまでもなく、
ユーザが期待するcartonに使って欲しいであろうバージョンは、
ユーザが $ swift run carton bundle するときに叩いている swift のバージョンでしょう。
ファイルで設定することなく、このように期待されるバージョンに切り替われば便利です。

このパッチでは、そのようにデフォルトを切り替えるように変更します。

cartonはswiftpmで依存pluginとして導入することが想定されているため、
そのSwiftのバージョンはcartonコードの中で #if compiler を判別することができます。
実装ではこれを使います。

事前に相談した会話:
https://discord.com/channels/291054398077927425/383442648012423179/1248990244888641648

[omochi]

うまくいくか手元では特に試してないです。
5.9.2については以前の状態なので動くはずですが。
CIを見て考えるつもりです。

[omochi]

やったー