「Azure OpenAI Service で始める ChatGPT/LLM システム構築入門」のサンプルプログラムです。
技術評論社: https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-13929-2
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4297139294/
- aoai-rag: Azure OpenAI Service と Azure AI Search を利用して社内文章検索 (RAG)を実現するサンプルコード。第 5 章で主に利用し、第 6 章で ChatGPT プラグインを実装する際にも利用します。また、各要素の理解を深めるためにステップbyステップのノートブックも提供しています (aoai-rag/notebooks)
- aoai-flask-see: Azure OpenAI Service によるストリーミング処理を Flask と SSE (Server-Sent Events)を用いて実装するサンプルコード。第 8 章で利用。
- aoai-apim: Azure API Management を活用して Azure OpenAI Service を社内の共通基盤として利用するサンプルコード。第 9 章で利用。
サンプルコードを実行するにあたって、次の環境を準備する必要があります。本項を参考に環境準備をお願いします。
- Python 3.10 以上
- Git
- Azure Developer CLI
- Node.js 18 以上
- PowerShell 7 以上 (pwsh) ※Windows ユーザーのみ
Python 3.10.11 をダウンロードして実行します。
なお、Linux(Ubuntu)や macOS では最初から Python がインストールされておりそのまま利用可能です。ただ標準でインストールされている Python はややバージョンが古く、本書では Python 3.10.11 でコードのテストを行っているため、必要に応じて当該バージョンの Python インストールをオススメします。
Git からご自分の OS をクリックしてインストーラーをダウンロードして実行します。
Azure Developer CLI は開発者向けのツールでローカル開発環境上のアプリケーションを Azure 環境へ展開するための機能を提供しています。
ここで紹介する以外のインストール方法やトラブルシューティングについてはドキュメント(azd)を参照してください。
Windows Package Manager(winget)1が利用可能な場合は次のコマンドを実行します。
winget install microsoft.azd
次のコマンドを実行します。
curl -fsSL https://aka.ms/install-azd.sh | bash
Homebrew を利用してインストールする方法が推奨されています。
brew tap azure/azd && brew install azd
Node.js 18 LTS から LTS 版を選択し、ご自分の OS をクリックしてインストーラーをダウンロードして実行します。
PowerShell 7 へアクセスし、ご自分の環境(x64 または x86)に合う PowerShell をダウンロードしてインストールします。Download (LTS) 列から.msi をダウンロードします。
Footnotes
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winget は Windows 10 1709 (ビルド 16299) 以降および Windows 11 のみで利用可能です。 ↩