csnc

Clinical trial Support system for NetCommons

臨床試験支援システムとは？

　臨床試験支援システムはオープンソースのコンテンツマネジメントシステム(以下CMS)であるNetcommonsに対して、被験者登録時の適格性確認機能を実装するための追加モジュールとして開発しました。
　適格性確認機能は、必須チェックやレンジチェックなどが可能であり、不適格患者が誤って登録されないようになっています。他システムとのデータ連携を考慮して、ユーザ情報や登録内容を伝送するためのインターフェースも実装しています。
CMSの機能も使う事で、試験情報を多地点で共有しながら試験を実施することが可能です。

　本システムをご利用前にライセンス・動作環境についてご一読ください。

ライセンス

• smart-EDCは国立がん研究センター早期・探索臨床研究センター臨床試験支援室によって作成され、無料で利用することができます。
• システムの利用に当たっては以下の項目についてお願いをしています。
  • 国立がん研究センターでは本システムを無償で提供していますが、利用しているサイトを認知したり、使用許可を個別に与えているわけではありません。サイト構築にあたり、利用者が国立がん研究センターと関係があると誤解するような表現は行わないでください。
  • 国立がん研究センターでは、本システムを利用することに対して何ら責任を負うことはありません。また、いかなる保証も行いません。

動作環境

臨床試験支援システムはNetCommons システムのモジュールとして動作するため、動作環境はNetCommons システムに依存します。 以下にNetCommons システムの動作環境を記載します。

また、Webサーバの設定では、HTTPS での使用を推奨します。

• サーバ環境
  1. サーバソフトウェア

     contents
     Webサーバ	Apache 1.3 もしくは 2 以降
     PHP	PHP5.1.6 以降
     データベース	MySQL 5.0 以降
     OS	Linux, Windows Server
     推奨の組み合わせ	Linux, PHP, MySQL, Apache

  2. ハードウェア
     • レンタルサーバを利用する場合
       上記サーバソフトウェアが稼働していること
       ハードディスク容量 :　空き容量　1GByte以上（推奨 3GByte以上）
     • サーバ機を準備する場合

       contents
       CPU	Pentium4 2.8GHz 以上
       メモリ	1GByte 以上
       HDD	30GByte 以上（OS領域を除く空き容量が1GByte以上、推奨3GByte以上）

• クライアント環境
  1. ブラウザ
     MicroSoft Edge
     Google Chrome
     Mozilla FireFox
  2. ハードウェア

     contents
     CPU	Pentium3 1GHz 以上
     メモリ	512MByte 以上