チーム7 早めのパオロン 〜開発遅延の諸症状の緩和に〜
『かんさい』というキーワードから「関西」と「完済」の2つの要素を結びつけ、借金を完済するという暗くなりがちなテーマを、ポジティブなゲーム体験の中で考えられるように工夫しました。単に借金を返すだけではなく、関西の魅力ある観光スポットを巡ることで「旅を楽しむ」ワクワク感を取り入れ、地域に親しみを持ってもらうきっかけにもつながります。
本作は、2~4人でプレイできるすごろく形式のゲームです。プレイヤーは関西の各地を巡りながら、借金の完済を目指します。ゲーム開始前の設定画面で、プレイ人数や終了年数(12ターンで1年)を自由に設定できるため、短時間から長期戦まで幅広い遊び方が可能です。さらに、生成AIを活用することで、止まった観光地ごとに毎回独自のイベントが発生し、同じマスでも止まるたびに新しい体験を楽しめます。
最大のこだわりは、生成AIによるイベントの生成機能です。AIが常に異なる文章や出来事を生成するため、観光地のマスに繰り返し止まっても飽きることなく新鮮な展開を味わえます。消して多くはないマス数であっても、バラエティ豊かなイベントを用意できる点が大きな強みです。また、終了年数の設定や最大4人プレイなど、ゲーム性を高めるための調整にも注力しています。
<関西×完済というアイデアの掛け合わせ>
「関西」という地名と「完済」のダブルミーニングから企画を発想し、借金返済を楽しく学べる機会を提供する。
<地域観光の魅力発信>
関西の名所をマスに組み込むことで、地理的・文化的な学びや旅行気分を味わえる。
<生成AI活用によるリプレイ性の向上>
ゲームの都度変化するイベント生成が、何度でも遊びたくなるリプレイ性を実現している。
こうしたアイデアを取り入れることで、単なる借金返済ゲームにとどまらず、関西という地域の魅力とAIの面白さをかけ合わせた新しい体験を目指しました。
シンプルなすごろく形式にすることですごろくゲームにありがちな、要素が詰め込まれすぎているという事態を避けることを意識しました。
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・GeminiAPI