Mac OS X 10.7 までは「WEB共有」機能がありましたが、10.8以降はシステム設定でON/OFFに出来なくなったので、(なるべく簡単に)有効にする方法を説明します。
システム環境設定の追加ペインという形で�、"WEB SHARING"が公開されています。
http://clickontyler.com/web-sharing/
- 上記ページにアクセスするか、ここをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたファイル(Web Sharing.prefPane)をダブルクリックして、システム環境設定に追加します。
- 追加された"Web Sharing"で、スイッチをONにします。
- http://localhost にアクセス
- /Library/WebServer/Documents 以下に置いたHTMLが参照できます。
標準のドキュメントルート( /Library/WebServer/Documents )のままだと、使いにくいケースがあるので、ホームディレクトリ内で編集できるように設定を追加します。
- ホームディレクトリに"Sites"フォルダを作成します。
$ mkdir ~/Sites
- Macのターミナル(アプリ)を開きます。
- VimでApacheの設定ファイルを開きます。
$ sudo vim /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
- 下記の設定を追記して、保存します。
- システム環境設定 > "Web Sharing"で、スイッチを一旦OFFにして、ONにします。(=Apacheの再起動)
<Directory "/Users/*/Sites/">
Options Indexes MultiViews
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
以上で、ブラウザから http://localhost/~username にアクセスすると、ホームディレクトリ内のSitesフォルダを参照できるようになります。