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ERAM for Windows XP / NT/ 2000 / 7 / 10 (32-bit and 64-bit) v2.23 暫定版
2004.7.11 えらー15
v2.20,21からの一部変更版です。v2.22の修正版です。
正式版ではありません。このドキュメントを読んで、
よくわからない方は使用しないでください。
技術的に詳しくない方のサポートはいたしかねます。
・over4GB環境でPAE NOLOWMEM指定時、MAXMEM=nの指定がover4GB領域に
効くことの考慮漏れを修正 (したつもり) v2.23以降
over4GB環境でNOLOWMEM指定すると、MAXMEM=nの制限開始位置もover4GB位置に
移動します。しかしv2.21以前では、安全対策のためn~4095MBの範囲のRAMしか
使わないようなチェックを入れており、NOLOWMEM環境では実際に使えるメモリが
少ないものになっていました。
そこで、PAE NOLOWMEM指定時にはMAXMEM=17が指定されたかのような流れに
入るような制御を追加してみました。4GB空間の最上位の数MBはPCIに使われるので
実質4000MB程度のメモリを利用できる…かもしれません。
手元にはover4GB環境が無いので、実際に動くかどうかはわかりません。
天夢 森流彩さんに細かい情報をいただきました。ありがとうございました。
1.7GBあたりの壁は少なくとも天夢 森流彩さんの環境ではv2.21時点で突破されました。
この新しいドライバは、とりあえず従来のINFファイルでインストールできます。
なお、PAE無しのNOLOWMEM指定時の挙動についてはv2.23時点では依然として
MAXMEM=nを誤認しますが解決策は今のところ不明です。
・ACPIのメモリを除外 (したつもり) v2.21以降
ACPI NVS, ACPI Reclaim はACPI BIOSによって物理RAMの最上位に置かれます。
MAXMEM指定の無い場合、これらの領域は Loader Reserved となり、OSから
使用されることはありませんが、MAXMEM=n指定の際はOS管理外となり、
自分で管理しなければなりませんでした。
しかし、ACPIの環境がほぼ標準になるにつれて、ちゃんと動かない旨の情報も
増えてきています。
ACPIの情報はリアルモードにていわゆる E820 I/F にて取得する必要がありますが
NT系のドライバからはBIOSを呼べませんので、メモリ中のテーブルから
推測する方式にしました。
テーブル内容はACPI BIOS仕様書2.0c(2003/8/25)に従っているつもりです。
しかし手元にACPIなマシンが2つしかありません。
手元の2台では大丈夫ですが、世間一般に大丈夫どうかは不明です。
その場合でも、RAMディスクの容量をACPI領域と重ならない程度に小さくすれば
問題は発生しません。
この新しいドライバは、とりあえず従来のINFファイルでインストールできます。
・2個目のドライバインストールに対応 (暫定) v2.21以降
試しに2個入れてみたいという要望がありましたので、無理矢理2個目を
インストールできるようにしてみました。
新しいドライバは、1個目と2個目が共通ですが、ファイル名がeram2.sysに
なります。ドライバ名もEram2になります。Windows2000以降では、1個目のような
ハードウェアウィザードを用いるのではなく、INFの右クリックになります。
INFファイルは、2NDディレクトリの下に置いていますが、事故を避けるため
IN_と拡張子を変えています。
拡張子を戻す
右クリックでインストール
リブート
【重要】
暫定版のため、Eram2 の設定を画面から変更することはできません。
Eram の設定を変更したものを参考にし、レジストリを触ることになります。
【重要】
暫定版のため、アンインストーラがありません。
レジストリから Eram2 を検索して消すことになります。
ファイルは eram2.sys を消すことになります。